チョコレートの秘密

チョコレートの秘密

写真：YOUTUBE

 今のチョコレートはバーの形をしているが、最初は飲み物だった。油気があってまずくて好かれていなかったようだ。体にいいこの飲み物を少しでも楽しめないかなと思ったハンス卿は牛乳を入れてみたそうだ。そうしたら少しはおいしくなった。１７２５年に出版された’ジャマイカローの航海’に出る内容だ。（ハンス卿はブリティッシュミュージアムを設立したひとである）
　ハンス卿は後でこのアイデアをキャドバリという企業に売って、これを基にキャドバリはミルクチョコレートバーを発売した。だけではなく、１９世紀中半には最初のバレンタインデーのチョコレートボックスを見せた。バレンタインデーの元祖だ。キャドバリは２０１０年、アメリカの食品企業であるKRAFTに買収され、世界で２位で大きい製菓ブランドとして成長し色々なチョコレートを作る巨大な食品企業となった。
　こんなにおいしいチョコレートが最近は健康食として褒められている。リサーチグループであるユーロモニターによると、アメリカ人がチョコレートに使うお金は２００７年１４２億ドールから２０１７年に１８９億ドールまで増えた。これはチョコレートの原料であるカカオ木を育てる一部の国家のGDPよりも
多い金額だ。でももっと重要なものはこんなチョコレート消費が増えたのはキャンディ類消費が減った上で現れた現像ということだ。
　実は昔からチョコレートは体にいいものと思われていた。まず、原料であるかカロの実は’神の実’という意味を持っている。フランスの太陽王であるルイ１４世の医者はチョコレートを万病に効く薬だと言った。実際にカサノバは愛を語る前に一杯ほど飲んだという。
　現代の科学も同じ結果を言っている。純粋なカカオ粉を食べると糖尿病にかかる確立が低くなる。パナマ近くにある島であるKUNA島の住民は西洋人より病気に強い。ココアで作った飲み物を１０杯以上飲むのが秘訣だそうだ。
　チョコレートを食べるときには砂糖とか糖分が入っている製品より、ダークチョコレートを食べたほうがいい。糖分を取りすぎると逆に体に良くないからだ。